2010年10月13日水曜日

クスサン♂


この近くにクスサンの食餌植物のクリの木があり、以前から発生していることは知っていたが、成虫をしっかり見るのは初めてだった。
もっと茶色っぽい地味な蛾というイメージがあったが、薄くピンクがかっている。


蛾らしい触角。


おそらくこれはクスサンの繭。






手で触わる気にはなれず、手持ちのねこじゃらしで草をかきわけていい角度を狙っていたら地面に落ちてしまった。
しだれる草をどけてやると飛び立っていった。
無駄な体力を使わせてしまったようだ。

2010年10月3日日曜日

ホシホウジャク


スズメガ科はやはり、すばしっこい。

調べれば調べるほど、ホウジャク、ホシヒメホウジャク、ヒメクロホウジャクなどと似たような種類が登場してくる。
似ているがよく見ると結構違いがあることに気づく。
この写真も素人目で見たホシホウジャクで正解なのか分らないが、よく似ているヒメクロホウジャクはそちらの方が黒っぽい部分が多いようだ。

ナガサキアゲハ


ドライブ中、人様の家先で2匹の黒いアゲハが飛んでいるのを発見。
どの写真がどちらを撮ったかは不明。


クロアゲハかと思いきや、ナガサキアゲハだった。
日本最大級の蝶らしい。体長10cm近くあったと思う。
元々日本でも南の方に分布する蝶らしいが、温暖化の影響で北上しているらしい。


近づいてみると後翅が痛んでいた。
翅の付け根に赤い模様が入るのは♂♀共通らしい。
♂は後翅に赤い斑点があり、♀には白い斑点と赤い斑状紋があるらしい。
この写真で判断するのは難しそうだが、♂のほうが全体的に翅が黒いらしいので♂のような気も。


どんな格好になっても死ぬまで生きる。
自然の生き物の強かさである。