
9月上旬。
近所の農道で、ギンヤンマを発見。
低いブーンという音を立てていた。小さいトンボと比べると重みがある。

肉眼でも見失うような速さ。
止まることがなく、無謀にも飛んでいる姿を撮ったものの、

一番マシなものがこの程度。

諦めて他のトンボを撮ったりして、日が暮れる前に帰ろうとしたその時…

ぱたっと飛ぶのをやめて食事を始めたギンヤンマ。ビッグチャンス到来。

ゴリゴリと音を立てて歯ごたえのありそうなものを食べている。
これはもうかなり接近して撮っている。
目と鼻の先で撮っているのにこの落ち着き様。

ギンヤンマは捕まえたことがなく、一度捕まえてみたかった。
これはいけるかもと翅に手を伸ばした瞬間に、
「フッ、そうはいかないさ」と言うかのように華麗にかわしていった。